date.2014.04.15 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
ユニオンワークス新宿店の作り込みの続きをご紹介。
この日おこなったのは、スチールウール研磨&ワックスがけ。
新規制作した大型什器に施工業者の手で施されたウレタン塗装は、ビカビカとした少々不自然なテカリ。
それを押さえ、アンティーク什器のような落ち着いた艶に調整するという特種な作業です。
まずは、鉄の細かい繊維を綿にしたスチールウールという素材で、塗装面をやさしくこすって研磨していきます。
ビカビカした艶が序所にくもって、段々と塗装面が滑らかになって行きます。
全体的にくまなく研磨を終えたら、もう一度磨き込んで艶を出します。
ここで使うのが、このビーズワックスです。
アンティーク家具のような独特の落ち着いた艶感を演出してくれます。
今回は、ユニオンの若い男性スタッフにお手伝い頂きます。
私が加工方法を少し説明しただけで、皆さんすぐにコツを掴んで黙々と作業に打ち込んでいきます。
さすが、普段から難易度の高い繊細な靴の修理作業に従事されているだけあって、飲み込みが早いです。
やはり、お店のスタッフさん達が店作りのプロセスに直接関わって行くのは大切な事のように思えます。
少しずつ少しずつ、お店に魂が込められていくようです。
これから、どんどん陳列什器や照明器具がセットされていきます。
楽しみです。
date.2012.04.20 category.WORK, WORK/INTERIOR COORDINATION
銀座の某飲食店へシャンデリアを納品しました。
小さなシャンデリアの集合体が、存在感のある1つの大きな照明として見える様に、バランスを考慮しながらランダムに吊りました。
天高が低いこともあり、天井に映り込むガラスの反射が非常に幻想的です。
各商品はitemのChandelierをご覧下さい。
date.2010.05.14 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
c:hordでは商品レンタルのみでは無く、展示会 雑誌 ウィンドーディスプレイ等のインテリアコーディネートも行っております。
アンティーク家具のセレクトを始め、装飾用小物から観葉植物・挿花などの細部装飾まで承っております。
スタジオや展示会場への搬入設営 → 終了後の搬出作業まで、安心して御任せ下さい。
セットで作りたい空間のニュアンスをご相談頂ければ、お客様のご予算に沿ってコーディネイション致します。
お気軽にお問い合わせ下さい。
tel 03-3560-6915
info@chord.co.jp
date.2010.03.15 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
『nil admirari』 ラテン語で〜何事にも左右されない〜を意味する。
c:hord宮本の初ブログです。
先日渋谷のLE DECOギャラリーにて行われたnil admirariの展示会に、家具や小物などをセットさせていただきました。
今回の空間イメージとして『男っぽさ』『緊張感』『ガーデン』を表現したいとデザイナーの鈴木さんより要望をいただき、綿密な打ち合わせを重ねて設営に臨みました。
実はnil admirariは以前私が勤めていた会社のブランドで、鈴木さんには在籍時大変お世話になりました。
展示会の1ヶ月程前にご連絡を頂き、今回は靴をショーアップする空間づくりでお力添えさせて頂く事になりました。
主にイタリア製の高品質の革を使用し、〜男っぽさや履く人の個性を際立たせる靴作り〜をモットーとしているブランドイメージが損なわれないように、使用する什器をじっくり選定しました。
錆の浮いたアイアンシュースタンドや、シルバーのプレートなど男っぽさの中にも品のある物を使用し、気軽に触れられない、と感じるぐらいの緊張感さえ漂う空間づくりを心がけました。
展示会搬入時、運悪く大雨に見舞われ、ずぶ濡れになりながらの作業。
ドタバタと大慌ての中での設営だったので、何か抜けてるのではないだろうか・・・と、とても不安でしたが、。
後日、鈴木さんより
お客様の反応がとても良く、今回特に力を入れていた展示会が凄く良い物になったと何よりも嬉しいご連絡を頂きました
是非また一緒に仕事をしましょう!
4日間お疲れさまでした。
宮本
date.2009.04.01 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
『LIBERTAS リベルタス』
本日開始のリベルタスというブランドの靴の展示会に、家具や小物など数点をリースセットしております。
LIBERTAS ラテン語の『自由なひとたち』という言葉。
我が社のルーキー ビール宮本の前職の先輩である山本さんが立ち上げたブランドで、今回が記念すべき初の展示会です。
先日、宮本と二人で参加したRICOの相川さん(現HOWL)の送別会で偶然独立直前の山本さんに遭遇。ひょんな事から今回の展示会にお力添えする事に相成りました。
つい先ほど追加のリース商品を届けがてら、展示会にお邪魔して参りました。
最近は電車に乗ったり極力歩いたりする事を心がけてるので、楽なスニーカーとかカンペールの軽い靴ばかり履いてた私ですが、久しぶりにしっかりした革靴も良いなぁ〜と試し履き。
エゾシカの柔かい革を使ったエンジニアブーツはVibramソールのゴツっとした印象に相反して、びっくりする位軽くしなやかで足に吸い付く様な履き心地。
結局エンジニアで黒と茶の2足、おまけにもう一足オリーブ*グレーの大好きな色身のブーツも合わせて3足購入。
そしてそして。
展示会風景はこちら。
コンクリーうちっぱなしの室内に溶け込む様に淡い色合いのアンティーク家具が存在感を醸し出し、靴を引き立ててます。
僅か数点の家具の活躍で、オーダーの数にもきっと影響が出て来るのでしょう。
私どもが買い付けてきた商品が、色々な形でお客様に活用されている風景を見るのが、この仕事をやっていて何よりも一番嬉しい瞬間です。
date.2008.10.14 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
洋服や小物などが雑多に散らばった、生活感溢れる海外のアパートメント〜
と云った雰囲気に仕上げたセットです。
アンティーク家具や植物を無造作に配し、壁面には雑誌のスクラップやイラストレーションをベタベタと貼付け、スタイリスト望月唯さんの私物なども盛り込み、雑然としたリアリティある部屋が出来上がりました。
セット前の空間は、実はシンプルで何もないプレスルームの一室なのです。
Client /SO.INC
Desgn and Direction/Tadashi Mochizuki
Intirior Decolation/c:hord inc
Photographer/Wataru(eight peace)
date.2008.02.13 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
Stylist /Sakurai Masayuki
Intirior set/c:hord inc
date.2007.10.13 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
ロケ地はプリンスホテル高輪迎賓館です。
室内の雰囲気に合わせて、少し高級感のあるアンティーク家具をセットしました。
動物の剥製を何種類か組みあわせて、少し妖しげな雰囲気に。
Stylist/ Masayuki Sakurai
Interior set /c:hord inc
Location/Takanawa Geihinkan
date.2007.01.13 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
ローリングストーン日本版2月号にて掲載
ローリングストーン日本版2月号のセット。
「植物と音楽を愛する男の部屋」と云った感じで、男っぽいけど少し可愛いさもある雰囲気にまとめました。
Stylist/Tadashi Mochizki
Interior set decoration/c:hord
Location/studio mouris
date.2005.01.14 category.WORK/INTERIOR COORDINATION
ブランドのシーズンテーマであった「safari」のキーワードから、自然〜旅〜砂〜乾いた風〜など男らしくワイルドなイメージを連想させながら、少し高級感も漂う様なセットを目指しました。
床面の中央がプール型に大きく窪んだ一風変わった形の会場だったので、レベルが落ちこんだ溝の部分をすっぽりと覆う様に、天井からレースのカーテンを吊るしました。天蓋内部には大型のクリスタルシャンデリアを吊り下げ、ロングテーブルに大皿やグラスを並べて、晩餐席をセット。
大皿の上に飾る料理の様に、ベルトや靴 チーフやタイなどのアイテムをレイアウトしました。
インドネシアなど海外各地から取り寄せた個性的な形状の大型流木や沈木に、アイアンをつる草の様に巻き付けて、safariのイメージを盛り立てる様な独創的なハンガー什器をオリジナル制作しました。
既存のアンティーク什器と制作什器を織り交ぜながら構成したインスタレーション空間です。