date.2014.12.26 category.SHOP
本日12/26は仕事納め。
朝からスタッフ総出で、店と事務所の大掃除。
今年も御陰さまで、忙しくそして楽しくお仕事をさせて頂いた一年でした。
来年も、ますます皆様に満足して頂ける様、気を引き締めて頑張ります。
何とぞ宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
来年の仕事初めは、1/5(月曜日)です。
date.2014.12.24 category.STUDIO RENTAL
レディースの靴ブランド、yuko imanishi + カタログ撮影で、c:hord hayamaのスタジオレンタル
をご利用いただきました。
葉山の大きな窓から差し込む柔らかな光、スタジオに置いているアンティーク家具や小物と沢山の植物。
c:hord hayamaの空間と、デザイナーさんがこだわり抜いて作られた靴が自然に調和して
とても素敵なカタログとなりました。
c:hordの看板犬ファロも大活躍です!
撮影ではスタジオにある家具や小物なども、もちろんお使いいただけます。
ご要望に合わせて室内のレイアウト調整や観葉植物の手配、挿花など
新たなセットも承っております。
ぜひお気軽にお問合せください。
03-3560-6915
date.2014.12.19 category.SHOP
古くからのお客様から、メールで写真が届きました。
先日お送りした商品がお宅に届き、ものすごく満足した!
という嬉しいお知らせ。
フェアー中にご購入頂いたビッグサイズのギャッベ、何枚ものトライバルラグ。
写真にうつり込んでいる壁面には、パリのギャラリーで見つけたLaurent Baheuxと
Leo Caillardの動物達の写真や、タイでみつけたPaper Sculptureのオブジェ。
ダイニングテーブルの上には、フランスから輸入したハンドメイドのペンダントライト。
気になって、お客様の経営する美容室のホームページを開いてみる。
お店のエントランスには18世紀のスペイン製アンティークドア、先日直接伺って取り付けた
ベルギーリネンのカーテン、6年前の一号店オープンの際に納品したシャンデリアや
ドローリーフテーブル、ベントウッドチェアー、アームチェアー、ソファや小物などなど
数えきれないアイテム達。
若い美容師ご夫婦の経営するサロンと居住空間は、私が色々な国で買い付けて来た物達で溢れていました。
そこに持ち主である二人の思いが込められていて、大切に使われているのが伝わってきました。
自分が扱っている商品が、手に入れてくださった人達の仕事や暮らしを豊かにしている事を感じられる瞬間。
本当にありがたいし、一番報われる時です。
date.2014.12.17 category.SHOP
遅れてやってきたトライバルラグが、既にジワジワとsold中です。
yg-xxxという品番がそうです。
やはり良い物から選ばれていきます。
昨日、第一弾のフェアーで預かっていたラグの残りをディーラーに返却しに行った際に、食事を
しながら色々と詳しい話をゆっくりと聞き、改めて今回のシリーズが本当に貴重なトライバルラグ
ばかりだという事、そして本当に安い金額で預けてもらっている事を理解しました。
これらは、イラン現地の人間でもあまり立ち入る事のない、アフガニスタンやパキスタンの国境付近に
住む遊牧民が数ヶ月間をかけて、ウール糸を手で結び織り上げるハンドノットのペルシャ絨緞。
その中でも、希少なビンテージ物を特種なルートで買い付け、イラン都市部の専門業者の手で丁寧にクリーニングし、
ほつれを直し、房を直し、歪みや曲がりを補正し直線を出す加工をしたりと、数ヶ月のメンテナンスを経て、やっと
日本に届いたストックなのです。
日本国内でこのメンテナンスとクリーニング加工をするだけでも数万円はかかります。
日本にある数少ないトライバルラグは、クリーニングがされていない物やラインが曲がっている物、ほつれが残ってい
る物が多いです。全てを直すのは、時間もお金もかかるからです。
高額で売買されるクムやナインなどのシルク絨緞と違い、比較的低価格なトライバルラグに、ここまでの手間隙をかける
のは商売的に非効率的だという事です。
新入荷のラグ達、間違いないクオリティとコンディションです。
フェアーで出品していた大量のラグから、厳選して残したラグ達も再びsaleプライスにしました。
是非、年内に期間限定の特別価格で手に入れてください。
少し個性が強過ぎると思われがちなトライバルラグですが
意外と色々なスタイルのインテリアに合わせられるのです。
date.2014.12.09 category.
昨日、c:hordのご近所にお住まいの、女性のお客様がふらりとお店を訪ねてくださった。
とても上品な、ご高齢の方。
きっと、沢山の良い物をご覧になって、本物を知っていらっしゃるのだろう。
数ある中から、あまり迷う事無く二枚のラグを選ばれた。
yamodの淡いセピアのビンテージトルクメンと、ダークトーンの礼拝ラグ。
どちらも本当に落ち着いた風格があって素敵な絨緞。
実際に部屋に敷いてみて、どちらが合うか選びたい、とのご要望で、
スタッフとラグを抱えて、お宅へ歩いて伺う。
私は革のサボ履きにキャスケット帽、スタッフは長髪のもじゃもじゃ髭で作業着姿。
先頭に気品溢れるマダム。
ちょっと不思議な3人。。
セキュリティの厳重な近代的な高級マンションのエントランスを抜け、エレベーターへ乗る。
大きな窓からミッドタウンの公園を見下ろす広々とした室内には、そこかしこにアンティークが並ぶ。
西洋の物も東洋の物も入り交じりながら、不思議と全てが調和している。
華美でない本物のアンティーク達は、私が仕事でとり扱うニュアンスの其れとは一線を画すものばかり。
窓際に置かれた木馬は中国の骨董品だろうか、たてがみは本物の馬の毛だ。
ソファセットの下に敷かれた深い藍染めのシルク絨緞が、静かな迫力を醸し出す。
お持ちした二枚の絨緞をお部屋に敷き比べて、それぞれのご説明をする。
静かに耳を傾けてから、すっとトルクメンの方をお選び頂く。
部屋にもお客様にも、本当にぴったりと似合っている。
しっくりきている、というのは正にこういう事だろう。
代金をお預かりし、お茶をごちそうになり、少し他愛も無い世間話をする。
私が手をつけなかったお菓子を、スタッフに持たせてくださった。
ご挨拶をして、部屋を後にする。
「これも何かのご縁ですから、これからも宜しくお願い致します。」
と、我々がエレベーターに乗り込んで扉が閉まる迄、丁寧に見送ってくださった。
淡々として静かだが、ほんわかと優しいひと時。
きっと、あの絨緞をこれからの日々、本当に大切にしてくださるのだろう。
何気ない仕事の一幕だが、なんだかいつまでも記憶に残りそうな出来事。
こういう納品は、何故か忘れられないものだ。
date.2014.12.03 category.SHOP
Numero TOKYO
January / February 2015 N° 83
11月28日(Fri)発売
「太田莉菜ヴィンテージ家具を探しに行く」
というページでc:hord を取材して頂きました。
メルセデスの旧車で、さっそうと現場に登場された太田さん。
素敵でした。
date.2014.12.01 category.SHOP
皆さま、絨緞フェア終了しました。
ありがとうございます!
今回、販売出来た枚数は少なく...。
私に期待して大量にギャッベや大型のトライバルラグを買い付けてきて委託形式で預けてくれたディーラーには本当に申し訳無い結果となりました。。。
しかし、今回もお客様と直接お話しながら接客し、悩みながらも気に入った絨緞を選んで頂く事が出来ました。
誰かの家庭で末永く大切に使われて行く物を販売出来る事は、血が通った仕事をしている手応えがあって本当に嬉しいです。
それぞれのお客様にお届けした絨緞達が、それぞれのご家庭を暖めて彩りを添えてくれる一枚になってくれる事を願っています。
末永く使える本物は、価格も安くは無い。
その価値を理解して貰いながら物を売るのは難しい事。
しかし、ゆっくりとジワジワと根気づよく伝えて行きたいと思います。
日々精進。
間違ってマレーシアに飛んでいってしまった絨緞に関しては、引き続きフェア価格にて販売致します!
実物が到着次第、綺麗に写真を撮り直してHPにアップします。
フェアで出品していた絨緞達も定価の表示ですが、HPに掲載しております。
ディーラーへの返却迄は数日の猶予がありますので、是非お気軽に問い合わせてください。
フェア価格でご購入いただけます。
宜しくお願い致します!