date.2012.06.21 category.ITEM
1871設立の『HENRY BAMFORD &SONS』
というイギリスの会社が開発した蒸気エンジンの脚部に、オーク材の天板を組み合わせて作られたリメイクテーブル(made in UK)
つい先週、イギリスからコンテナに乗って6台も入荷しました!
且つて塗装されたカラフルなペイントが、長い年月の中で退色し錆をまとい
夫々に、何とも言えず独特な雰囲気になってます。
圧倒的な存在感。重量感。格好良いです。
Uttoxeter(アトックシター)というのは、ヘンリーバムフォードとその息子達が最初に工場を作った町。大まかにはノッティンガムの近く。
オークの天板もがっしりとして、使い込む程に味が出そうです。
これが元の機械。
蒸気エンジンを動力にしたroller mill ?
良く分かりませんが、、何かいいです。
イギリスにはこの機械の歴史を展示した博物館?みたいな場所もある様です。
date.2012.06.08 category.WORK/FURNITURE CUSTOM
先日お客様からご依頼いただいた、c:hordのオリジナルテーブル。
一見なんてことないようで、実は複雑な構造が絶妙な職人技で成り立っているこのテーブル。
完成写真だけでは中々伝わらない魅力を、製作行程とともにご紹介したいと思います。
まずは、木を削り出して成形した脚部にオイルステインを均一に入れていきます。
塗料の入りにくい入隅は特に丁寧に。
乾燥後、黒に塗装。
木目や導管をつぶさず、下地のステインを生かすよう独自の薄付き塗装を施します。ペンキでベタッと塗り潰してしまうと、この独特な質感は出せません。
鉄のフレームと脚を組合せ、全体のバランスや水平をチェック。
脚と天板が離れた複雑な構造になっているので、一つ一つのパーツの精度が如実に影響します。
脚部のくびれに、『相杓り あいじゃくり』という技法で、弓なり形状に湾曲した鉄製の貫(ぬき)をはめます。
この貫は、脚部の補強を担うのは勿論の事、このテーブル全体の重要な意匠になっています。
脚部のワックスアップ。
三分ツヤになるよう丁寧に磨いていきます。
あとは天板にガラスを乗せて完成です!
サイズや脚部の色味、仕上げ方など
細かく調整可能ですので是非お気軽にご相談ください。
date.2012.06.07 category.MY FAVORITES
ロンドンのイーストビレッジで、ふらりと立ち寄った靴屋さん
『JUSTIN DEAKIN』
通常、アポイントの無いお客さんは中に入れないと聞いていたのですが。
興味深そうに店内を覗き込んでいた私と宮本を、ショップスタッフの男性が何故かl招き入れてくれました。
ジャスティン・ディーキン氏。
20年以上の靴作りのキャリアを経て、昨年初めてこのお店をオープンしたとの事。
店内中央にドラムセットがディスプレイされていて
このお店のシンボルマークにもなっている様です。
私も一足購入。
履き込んで行くうちに、渋みを増して行く表情を楽しめそうな革です。
靴、鞄、洋服、カメラ、時計、文具、車、バイク、自転車、などなど
男独特の『物』に対する偏愛。
愉しいですね。
date.2012.06.04 category.SHOP
仕事も全て終わったので、昨日はカメラを片手にイーストビレッジを散策。
アンティークショップや古着屋、個性的なカフェバーなどが沢山集うこのエリアは、若者の活気に溢れています。
この日は、エリザベス女王の即位60周年を記念する祝賀行事『Diamond Jubilee』だったので街は大騒ぎ。街中にユニオンフラッグが飾られ、人々も夫々に国旗柄の帽子やマントやスカーフなどを身に付けて歩いていました。
折角なので、我々もイーストからテムズ川の方へ車を走らせてこの様子を見物に行ってきました。あいにくの人混みで、世界中から集まった沢山の船はまともに見れませんでしたが、盛大なセレモニーに賑わうイギリスの人々の様子を車の中から眺める事が出来ました。
date.2012.06.03 category.SHOP
買付けの様子をざざっとスライドショーにしてみました。
なんと本日こちらイギリスは、エリザベス女王の即位60年を記念する祝賀行事「ダイヤモンド・ジュビリー」が始まっています。
せっかくの機会なので、私も世界中から集まる約1000隻の船を見に行ってこようかと思ってます。
date.2012.06.01 category.SHOP
今回が初ヨーロッパのスタッフ宮本@成田空港。
英国買付けに同行です。
無事にヒースロー空港に到着。
たまごっち位の極小サイズGPSに若干の不安を抱えつつ、レンタカーに乗り込み、一旦ロンドン市内のホテルへ向かう。
既に18時を過ぎているのに、町はまるで真昼の様な明るさです。
ホテル近くにある、私の好きなイタリアンレストランへ。
この店は、陽気なイタリア人スタッフが歌いながら働いている、近所の常連さんが通う様な和やかなトラットリア。
この店は味も雰囲気もほんとに最高で、今後もずっと通いたいお店です。
楽しそうに見える海外買付けですが、実は何かと気苦労も多いので、行く先々に通い慣れたホテルやレストランがあると少しほっとします。
一夜明けて朝食を済ませ、車に乗り込み一路北へ200キロ。
ノンストップで走り、無事買付け現地へ着きました。
ホテルのチェックインまで少し時間があったので近所を散策。
昨年末も来た町なのですが、前回は近くを見てまわる様な余裕がなかったので
ホテルの近くに、こんな素敵な大聖堂やお店などがある事に全く気づきませんでした。
数時間眠ったら、明日は買付け本番です!
商品写真などもアップするのでお楽しみに。
瓦吹