date.2010.11.27 category.WORK/FURNITURE CUSTOM
またまたカスタムのbefore→afterを!
こちらがbeforeの写真。
このままでも悪く無いですが、なんとも普通??
木部は固着した古い汚れが少し目立ち、赤いレザーの座面も今ひとつ味わいが無い。。
そこでカスタム。
古びた木部塗装を思い切って剥離除去。
塗装や汚れをコツコツコツコツと、根気良く剥がして行きます。
その後丁寧に木部をサンディング。
雰囲気を残しながら丁寧にサンドペーパーをかけて行きます。
そして元の赤い座面をブラック+ブラウンの染料で染めて色素定着させ。
完成。
これがafterです。
木部はブラッシュアップされて、少しアンティークの味わいを残しながらも綺麗な素肌を出しました。この乾いた質感のがっしりと繊維の詰まったオーク材は、またこれから大切に使い込まれて行く中で、新たな飴色の艶を身にまとう事になります。
革は染色をかけた事で、奥に薄らと赤色を感じさせるブラックチェリーの様な渋みのある色合いになりました。
革と乾いたウッドとの色の相性が抜群に良い。
これを無塗装のサドルレザーなんかで張り合わせても絶対かっこ良い!!
ご希望のお客様は是非ご相談下さい。
構造もがっしりとしていますし、持ってみるとズシッと重みのある質の良い木が使われたチェアーです。お薦めです!