新入荷のトライバルラグが、既にジワジワとsold中です。
やはり良い物から選ばれていきます。
昨日、ディーラーと食事をしながら色々と詳しい話をゆっくりと聞き、改めて今回入荷したトライバルラグラグが本当に
貴重なものばかりだという事を理解しました。
これらは、イラン現地の人間でもあまり立ち入る事のない、アフガニスタンやパキスタンの国境付近に
住む遊牧民が数ヶ月〜1年程をかけて、ウール糸を手で結び織り上げるハンドノットのペルシャ絨緞です。
その中でも、希少なビンテージ物を特種なルートで買い付け、イラン都市部の専門業者の手で丁寧にクリーニングし、
ほつれや房を直し、歪みや曲がりを補正し直線を出す加工をしたりと、数ヶ月のメンテナンスを経て、やっと
日本に届いたストックなのです。
日本国内でこのメンテナンスとクリーニング加工をするだけでも数万円はかかります。
日本にある数少ないトライバルラグは、クリーニングがされていない物やラインが曲がっている物、ほつれや破れが出てい
る物が多いです。
全てを直すのは、時間もお金もかかるからです。
高額で売買されるクムやナインなどのシルク絨緞と違い、比較的低価格なトライバルラグに、ここまでの手間隙をかける
のは商売的に非効率的だという事です。
新入荷のラグ。どれも間違いないクオリティとコンディションです。
是非、気に入った一枚を手に入れてください。
少し個性が強過ぎると思われがちな中東のトライバルラグですが
意外と色々なスタイルのインテリアに合わせられるのです。