スイスの代表的な建築家であるマリオ・ボッタが1982年にデザインしたヴィンテージチェア、SECONDA(セコンダ)。

同じく1982年にデザインされたチェア、PRIMA(プリマ)の形状に肘掛の要素を追加した一脚。
円柱の回転する背もたれや直線的なフレーム、パンチングシートの座面など独特な見た目のこのチェアは、彼の建築物のインテリアとしてデザインされました。
シンプルな形状を好み、丸・三角・四角といった幾何学形状を建築物に取り入れていたマリオ・ボッタ。
チェアのデザインにもその要素を加え、唯一無二のユニークな形状になっています。

80年代にインテリアデザインを始め、85年の プレミオ建築賞を含め数多くの賞を受賞しています。
PRIMA、SECONDA、QUINTA、LATONDAは、そんな彼の名作チェアとして知られています。

緩やかに沈み奥行きのある座面や少し柔らかいゴム質の背もたれは、体にフィットして座り心地も◎。

製造をしているイタリアメーカーのAliasの文字が、背もたれに彫られています。

鎌倉にある立派な邸宅で長年大切にされてきたチェアをc:hordが預かりました。
新品ではありませんが大事に使用されており、状態は良好です。

SH460（座面までの高さ）
SW385（座面幅）